わたしの空色

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グラフィックデザインをしている私の日々のエッセイ

2009年 04月 07日 ( 1 )

山形市香澄町にある「ぎゃるり葦」で、
笠井正博 版画展 〜香りの記憶〜 La mémoire du parfum が展示されています。

そのギャラリーで日曜日に、
版画と香りのイベント 「香りを聞く」・御香の世界 が催されましたので、
行ってきました。(前日の土曜日は、「香りを楽しむ」・アロマの世界 というのも
催されてました。)

版画という視覚的な刺激と、香りを聞きながら(御香の世界では香りは「聞く」と
いうそうです)、くゆらせた香りのイメージを感じたり、それまで知らなかった
香道の世界に触れた貴重な時間でした。

香りを聞きながら、御香を含めた香りにまつわるたくさんのお話を聞いて、私が一番
印象的だったのは、香木は、傷ついた樹の自助作用で出てくる樹液が、樹と一緒に
土の中で何年も熟成されて、ふくよかな香りが生まれる というお話です。
自らが傷つくことによって、それを癒そうとする力が働いて、時間をかけて形成され、
他のものも癒す力を与えられる。
生きようとする力、人間も樹も同じなのかもしれません。

そして、光や香りを感じたときの、ほんの一瞬かもしれない瞬間。
その瞬間がグラデーションの色合いやリズムで描き出された、透明感あふれる
繊細な世界を、とても心地よく感じました。


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                笠井 正博先生


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              ギャラリーでの風景

笠井 正博 版画展 3月27日〜4月20日まで
   「香りを楽しむ」・アロマの世界
    4月4日・11日 15:00〜17:00、18:00〜19:00
   「香りを聞く」・御香の世界
    4月5日・12日 14:00〜16:00、17:00〜18:00
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by m_azure7 | 2009-04-07 01:22 | わたしの窓から