わたしの空色

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グラフィックデザインをしている私の日々のエッセイ

2008年 07月 14日 ( 1 )

もう先月の話になってしまうのですが…

「蕨」を採りに、母と山に暮らしている 母の叔母のところに行きました。

母の叔母は、今 山間の地域で一人暮らしです。
山間に嫁に入り、60年間 山での生活をしてきた母の叔母。

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母と一緒に訪れる 叔母の家は、風景も何もかも 懐かしい昔の雰囲気と
暮らしを そのまま残した「山里の暮らし」そのものです。

一緒に 蕨を採り、みずを採り、ふきを採って、母の叔母の家に戻り、余分なところを
切り落としたり、適当な分量でまとめていったりします。
採るのも、なかなか疲れる仕事。そして、その後始末(処理?)もなかなか疲れる
仕事です。

「自分で採ると、美味しさも格別だ」
と、母の叔母が、教えてくれました。 

自然相手の、「山の暮らし」は人間の思うようにばかりはいきません。
大変なことも、たくさんあるでしょう。
それでも、ずっと その暮らしを続けてきた 母の叔母のことも、懐かしい風景も、
私に いろんな大事なことを教えてくれます。

「今は、一人でも周りの人がお茶飲めと声かけてくれたり、来てくれたりする。
 60年経って、自分も ここの人間になったのよ。」
母の叔母は、母と私に そう言って笑いました。

山の暮らしにふれる時、私はいつも あたたかい人間らしい何かを
見出せたような 洗濯した後のような 清々しい気持ちになれるのです。


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家の東にある、「川」。
金魚がたくさん泳いでます。いつも、綺麗な水が流れています。
ここで、採ってきた野菜を洗ったり、手を洗ったりします。
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by m_azure7 | 2008-07-14 23:58 | わたしの窓から